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ご利益さん|縁結び、夫婦円満、子授け

ご利益さん|縁結び、夫婦円満、子授け

ご利益

阿亀(おかめ)

大報恩寺にお参りすると、境内にある「おかめ塚」に因み、“縁結び”“夫婦円満”“子授け”にご利益があると言われています。
「阿亀(おかめ)」とは本堂建築で棟梁を務めた大工「長井飛騨守高次(ながいひだのかみたかつぐ)」の妻の事で、高次が本堂を建築していた時、重要な柱の寸法を間違えて短く切り過ぎ、責任ある棟梁として苦悩している時に「枡組(ますぐみ)で補えばどうか」と助言して、夫の窮地を救ったのです。
これにより夫は工事を無事に遂げる事になりましたが、「(専門家でもない)女の知恵で棟梁が大仕事を成し得たと言われては夫の恥」と上棟式を迎える前に「おかめ」は自害してしまいます。
有名な「おかめ」のふくよかな笑顔は、夫想いの明るい人柄を今に伝え、全国のおかめ信仰の発祥となっています。悲話の主人公「おかめ」の“助け合う円満な夫婦であり続けたい”という強い思いがお参りする人を応援してくれるのかも知れません。

おかめ塚由来

本堂の東側の塀に沿った場所におかめ塚はあります。
大報恩寺の本堂が建築された時に、この大工事の棟梁であった「高次(たかつぐ)」が大切な柱となる木材を短く切り過ぎて憔悴しきった姿に、その柱を使うために枡組という技法で継ぎ足すように提案し、夫の窮地を救った妻「阿亀(おかめ)」を偲んで設けられました。
阿亀は助言によって夫が難局を乗り切ったにもかかわらず、「(建築のプロでもない)女性の提言で棟梁ともあろう人物が大工事を成し遂げたと知られれば、夫の名誉を汚し、信用も失うのではないか。この身を夫の名声のために捧げよう」と上棟式の前日に自害してしまいました。
棟梁の高次は、本堂の上棟式にあたり、妻の冥福と工事の無事を祈って、永久にこの本堂が守られる事を願い、亡き阿亀(おかめ)に因んだ福の面を扇御幣(おうぎごへい)に付けて飾りました。
現在でも、上棟式でおかめ御幣が柱に飾られるのは、おかめの徳を偲んで、永久に保つような頑丈な建物となり、繁栄を祈るためとされています。
また、後に長い戦乱の時代に多くの神社仏閣が焼失した時にも、大報恩寺だけが災難を免れ、創建当時のまま残った事から、“災難厄除”“招福祈願”を祈る土木・建築業者の参拝や、おかめの徳にあやかって“縁結び”“夫婦円満”“子授け”を祈願する女性の参拝が続いています。

年中行事[ おかめ福節分会]はこちら

全国から祈願成就の御礼として奉納された置き物
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二月節分会(おかめ福節分)の様子
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